2009年07月25日

酸素プラスってどのくらい?

09072501.JPG8月5日に高校生の体験入学があって、今年は「溶存酸素を測定してみよう!」というテーマにしたので、後輩と実験準備と予備実験をしてみました。その結果が結構面白かったのでご紹介。

去年までの二酸化炭素濃度(pCO2という)の測定は試料によって劇的に値が違うので面白いんだけど、測定操作が面白くなかった。溶存酸素は測定操作(滴定)は面白いんだけど、試料による値の差があんまりないと思われるわけで、結果が面白くないかも。というわけで、ちょっと悩んだのですが、日本化学会のイベントだし、今年は実験操作の楽しさ優先で、溶存酸素の測定にしてみました。

考えていた試料は、水道水(熱水、常温、氷水)、海水(常温)、金魚のいる水槽の水、水草だけの水槽で、それぞれどのくらい酸素が溶けているか測ってみよう!ということだったわけですが、思い出して、前々から気になっていた、「酸素添加のミネラル水」というやつに本当に酸素がたくさん入っているのか測ってみたい!ということで、ついでにやってみました。

溶存酸素は、ものすごく端折って言えば、水酸化マンガンの沈殿に溶けている酸素を固定して測定します。で、写真の中央6本のガラス瓶が酸素を固定して、滴定する前のもの。この時点で、試料水に酸素がたくさん含まれていれば沈殿は褐色になり、少なければ白色の沈殿になります。ちなみに左端に写っているのは手動のビュレット、右端はオートビュレット。
ガラス瓶のサンプルは左から、酸素プラス水、クリスタルガイザー、温水、氷水、井戸水、金魚水槽水です。温水はかなり白い。金魚水槽水は気持ち薄め。これらは予想通り。そして、酸素プラス水は沈殿が真っ黒!!!こんなに真っ黒なのは初めてみました!

個人的には、酸素プラスといってもそんなに入ってないじゃ〜ん、というのを期待していたのですがw
ラフに計算したところでは、クリスタルガイザーの3.5倍の酸素が含まれていました。ただし、過少見積もりの可能性ありなので、もっと多いかも。

こういうのって自分で測定してみると、へぇぇ〜〜と思いますよね。まぁそんなわけで、酸素プラスは本当に酸素が多い!というのがわかって面白かった。でも、封を切ってからしばらく置いとくと多分すぐ溶存酸素量が減ってしまうと思われるので、開けたらなるべく早く飲んだほうが良いかもw
posted by ともとも at 23:32| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験・勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック